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北極の葡萄園(引っ越しました) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-08-23

【1239】Lustau Fino Jarana Sherry Solera Reserva (N.V.)

 

エミリオ・ルスタウ・プエルト・フィノ・辛口・シェリー・ソレラ・レゼルヴァ

 

 久しぶりのシェリー。まず色。とにかく濃くて、少し茶色がかっている。液状はいつもの白ワイン達よりもやっぱりタプタプしているような気がする。で、香りがまた強烈。ちょっと癖のある白色シェリーらしい独特の臭み、もとい風味とニスや石油製品系の香り、それから植物系のオーガニックな香りが強烈。

 

 で、口に入れると酸っぱ辛いような白色辛口シェリーらしい飲み口。でもって良くも悪くも後味が短く、呑んだ後はカラッとした感じ。ただし、この種のシェリーにありがちな、独特な発酵食品系の風味はやっぱり口のなかに長く残り……これは納豆の臭みみたいなものとみなしましょう。

 

 ※二日目もあまり姿は変わらない。まずくはないけれども後味のあっさり感が求めているものとはちょっと違うかな。

 

2015-03-28

【1159】Canella Mimosa (N.V.)

 

カネッラ・ブラッドオレンジ・ミモザ

 

 これは、ミモザとはいうけれども朱色をしていて黄色くないやつ。というのも、ブラッドオレンジジュースでスパークリングワイン(この場合はプロセッコ)を割ったちょっと変わったミモザだからだ。香りを確かめると、確かにブラッドオレンジジュースの香りが強い。で、ボトルの底には例によって果肉のらしきものがたくさん沈殿している。

 

 口をつけると……うわっほとんどブラッドオレンジが勝っている!酸っぱい、新鮮だ、甘酸っぱい。そこはかとなくスパークリングワイン系の酸味と苦味が混じっているようには感じられる。もちろん喉ごしは爽快で酔いも軽い。到底まともなワインではないけれども、みんなでワイン風味でおいしい思いをしたい時にはこれで十分、というよりこれがベストのような気がする。特にミモザはブラッドオレンジジュース製なので、プロセッコとブラッドオレンジジュースの両方を調達する手間や価格を考えれば、これはこれでいいのかなと。

 

2015-01-26

【1134】Osborne Bailen Dry Oloroso (N.V.)

 

オズボーン バイレン ドライ・オロロソ

 

 白っぽいシェリーとして買ってきたつもりが、開けてみると琥珀色をした物凄く濃そうな液体でビックリ仰天な品。香りは、少しニスやシンナー系のフレーバーと石鹸っぽさを帯びていて、でもその奥からバタークッキーのような甘い香りがほっこりと立ち上ってくる。

 

 でも口に入れてみると安心!爽やかで苦みを帯びた味わいながら、後味にはゆずの皮だけでなくクリーミーで甘い雰囲気が上顎いっぱいに広がってこれが円やかで実に美味い。鋭い辛口には違いないんだけど、それに妙なところでフィットした甘い風味がフンワリ来て、格別の上手さ。酸味は苦みとアルコール度数に隠れていてあまり感じない……と思いきや、口に含んでいるとそれなりに酸味があって、これが味を下支えしているんだということがよくわかる。

 

 で、軽く二杯ほど呑んで終わりにしたんだけど、クリーミーな雰囲気がずーっと残る。歯磨きしてもまだ残っている。でもあまり気持ち悪いものじゃない。ただ、このクリーミーな雰囲気のなかには独特の発酵食品っぽさが混じっているような感じなので、嫌いな人はとことん風味に苦しめられる、のかも。私は気に入りました。

 

 ※二日目。スペイン産生ハムと一緒にやってみると、酸味がキューッと目立って爽やか、どんどん呑めてしまいそうな雰囲気に。これは素晴らしい相性。発酵食品っぽさも遠のいてとてもやりやすい。これはなるほど納得。

 

 ※三日目以降も、飽きることなく飲み進められる。これ、意外と良い選択肢かも。この系統はたぶんまた買うことになりそう。

 

2015-01-12

【1127】Valdespino Moscatel Promesa Jerez (N.V.)

 

バルデスピノ モスカテル

 

 このワインは、スペイン産のモスカテルで度数は17%。色は赤茶色をしていてまるで紹興酒。香りも紹興酒じみていて、アルコールっぽさとザラメのようなワイルドな甘さが同居している。なによりケミカル。

 

 口をつけてみると、こいつは甘い!かなりの甘さで、後味にもザラメ系の粗っぽい甘みが押し寄せてくる。酸味は微弱で、爽やかな後味……とはいかない。これ自体がひとつのお菓子のような。香りの面ではクッキーっぽさも帯びていて、レーズンや干し柿のような味がする。これはこれで良いような。一日に呑める量はしれているけれども、ゆっくり楽しむにはかえってよさげ。

 

 ※二日目。少し酸味が出てきたように感じられる?初日ほど呑みにくくはなくなった。やっぱり元気が出てくるというか、なんだかハイテンションを呼ぶようなところがあって良いような悪いような。

 

 ※三日目。意外と飽きない。ちょっと呑んでほろ酔い気分。嫁さんも気に入ってくれた様子。そんなに複雑なワインでもないのに、なぜかうんざりしなかった。

 

2015-01-05

【1121】Osborne Coquinero Fino Amontillade (N.V.)

 

オズボーン 「コキネロ」 フィノ・アモンティリャード

 

 そして今回のメイン、シェリーへ。

 まず出てきたのは茶色くなった「白ワイン」のこいつ。ちなみにこのワインログではシェリーは一貫して[変わり者ワイン]タグで取り扱う予定。

 

 液面はとにかく茶色くてベトベトしている。アマローネと比較しても粘性率の高さは全然違う。で、呑んだ印象は...実はあんまり覚えていなかったりする。普通の赤/白ワインとは明らかに異なる風味、それこそ「外国人が日本の味噌や日本酒に出会った時にこういう風に思うんじゃないか」と比喩したくなるような、未知の発酵臭が感じられる。

 

 この未知の発酵臭のこと以外はあまりちゃんと覚えていない。かなりケミカルで甘味を帯びていたようには記憶している。後の二本の印象が深すぎて、そちらに気を取られてしまった。

 

【1122】Osborne Bailen Dry Oloroso (N.V.)

 

オズボーン バイレン ドライ・オロロソ

 

 次に出てきたのが、白ワインっぽい見た目のオロロソ。こっちのほうがインパクトが大きかった。

 

 見た目はまずまず普通の白ワインながら、粘性度の高さは桁違い。で、香りが凄い。シンナーとかニスとか、そういうケミカルな香り。でもそれだけでなく、柚子系の柑橘臭が漂ってもいる。ごつい香りだなー。

 

 ところが口に入れてみると、爽やかというより強烈な酸味がどっと入ってきてびっくり。苦味を強く帯びていて、甘さは控えめ、えらく切れ味が良い。それでいて、苦味の後味がやっぱり柚子の皮みたいで、一種独特の白ワイン世界を形作っている。でも、香りのほうはというと甘さすら帯びてきて、これもなんだか好ましい展開。

 

 凄く面白い白ワインとして体感された。これは自分で購入してじっくりやってみようと思う。

 

【1123】Osborne Pedro Ximenez 1827 (N.V.)

 

オズボーン ペドロヒメネス1827

 

 最後に出てきたのは、猛烈に濃い色のシェリー。最初に呑んだアマローネと並べると違いは歴然、こちらのほうが不透明で黒っぽい。そして茶色~オレンジ色っぽい色彩が強い。

 

 で、香りからしてメチャクチャ甘そう。ものすごーく甘いシロップのようなやつ。で、味わってみると、、、うへぇ、甘いです。どうにかなっちゃいそうな甘さ。甘口ワインのなかでも、ここまで甘いものは珍しいほう。とにかく甘さで押してくる感じで、これはちょっと難しいと思った。