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北極の葡萄園(引っ越しました) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-08-18

【1235】Melini Chianti Classico Riserva La Selvanella 2010

 

ラ セルヴァネッラ キャンティ クラッシコ

 

 今日の夕食は、田舎風テリーヌをどっさり載せたパンと卵スープ、シュウマイというもの。こういうご飯にはイタリアワインを合わせるのがいいのかなと思い、今日はキアンティクラシコを選択。このワインずっと前に対峙した記録があり、その時はひよっこだったながら、あまり良い印象は受けなかった様子。ただ、同じメーカーのちょっと違う品には割と良い印象だったようで。

 

 見た目は暗いガーネット色で若干不透明、少し茶色がかった色合いはキアンティクラシコとしてとてもおいしそうな色合いにみえる。香りのほどは、ややアルコール臭が強いながら、キアンティクラシコにありそうなスミレ系の例の香りとジャムっぽい香りがそれなり漂う。でも、このアルコール臭の強さはあまり経験したことのないもの。

 

 で、口をつけてみると、甘みは控えめ、ビター強めな第一印象。酸味は後のほうまでしっかり残っているけど、旨味がちょっとばかり足りない滑り出し。で、テリーヌどっさりに合わせると、苦みと酸っぱ果実味と組み合わさってこれが異様に美味い。単体では価格に比べて冴えない印象だけど、肉系の食品との相性はなかなかではある。その後の展開は残念ながらいまひとつ。明日はどうなっているのやら。

 

 ※翌日もあまり変わらず。なんというか割と教科書的なキアンティクラシコって感じが。あと、個人的には「暗い」とも。

2015-08-03

【1222】Fonterutoli Chianti Classico 2012

 

キャンティ クラシコDOCG・サンジョヴェーゼ・トスカーナ州・イタリアワイン

 

 今日の夕食は焼き肉中心のもの。じゃあ、キアンティクラシコにしてみましょうということで、久しぶりに名門どころのノーマルタイプを。ボトルには「ワインスペクテーター92点」という金色の張り紙がしてある。このシールははじめて見た。抜栓時、ちょっと手を抜きすぎたのかコルクが折れてしまい、大量のコルクが瓶に購入、仕方が無いのでフィルタとデキャンタで濾過を行った。

 

 でもって、色をチェック。まだまだ青色がかった不透明な液体。で、香りがすごくいい!イタリアスミレ&軟膏系の香りの模範というか、「いかにもキアンティクラシコ!」な香りが柔らかに匂い立ってくる。それと、土と森の香りが凄い。デキャンタしたせいもあるのかな?ザラメ糖と梅のような芯も。

 

 口に含むと、香りとは裏腹に硬派で辛口路線まっすぐのアタック。重くないけど存在感十分、凄い膂力だ!でも喉をとおるにつれて控えめな果実味と甘みがじっとりとついてくる。タンニンはしっかりしているけどバサバサしていない、なかなかワインの味に良く連れ添っている。呑み心地が良いのと、土系の香りが強いために、ついつい呑みたくなってしまう。食欲が増すワインだなー、嬉しいような困ったような。

 

2015-07-17

【1213】Querciabella Mongrana 2009

 

モングラーマ マレンマ

 

 色は意外とオレンジ色がかっていてちょっと煉瓦っぽい感じがする。透明感はそれなり保たれている。香りは、そんなにイタリア系・サンジョベーゼ系にありそうな軟膏臭がしなくて、ちょっとくぐもった出だし。フルーティーなのか、そうでないのか。

 

 で、口に入れてみると、意外とカベルネかメルローか、そういう方向の落ち着いた呑み心地。後味の段になると酸味がワーッと来て、それがなんだか開放感があって紳士的ではないんだけど、少し埃っぽい風味と落ち着いた舌触りがする。甘みは控えめではなく、フレッシュな果実味はファンタグレープを強く連想させる。前半はボルドー系、後半はファンタグレープ(の炭酸抜き)。

 

 フレッシュな果実味も相まって呑みやすいかと思いきや、なんとなく沈鬱でコーヒーじみた呑み心地になることもあり、男性的かつ鎮静的な方向に変わってきた。フレッシュな果実味はいまだ保たれているけれども、あまり浮ついた雰囲気ではなくなってきた。

 

 ※翌日。やっぱり濃い。バイオレットな風味が優勢。果実味は健在ながら、呑み心地は前日よりも落ち着いている。

2015-07-15

【1212】Melini Vermentino "Terramare" 2010

 

テッラマーレ・ヴェルメンティーノ・マレンマ・トスカーナ・ビアンコ

 

 とても暑い日に冷やして呑むイタリアワインはなかなか幸福だと思い、今日はこの少し年季の入ってしまったヴェルメンティーノ種を選択。

 

 色は、白ワインとしてはやや黄色っぽい感じで、ヴェルメンティーノとしては明らかに濃い部類。香りはあまりはっきりしない。ちょっと残念。

 

 で、味のほうも、これまた冷やし過ぎたせいか、あまりこれといって感じられるものがない。くどさは幾らかあるけれども、ハーブっぽい同品種の特性はあまりみられず。少し石灰岩&炭酸系のミネラルはあるけれども、せいぜいそれぐらいで個性はあまり感じられず。前回に呑んだ時に比べると、一歩も二歩もつまらなくなってしまっているとは感じる。

 

 それでもくどさが晴れたおかげで、この暑い時期に呑みやすく引っかかりどころが無いのは一つの長所ではある。がぶ飲みイタリアワインとして最低限の仕事はしてくれたと思った。

 

2015-06-26

【1203】Isole e Olena Chianti Classico 2011

 

キャンティ クラシッコ - イゾレ・エ・オレーナ

 

 このワインは、温度管理がしやすいかしにくいかわからない場所に一年以上放置していたもの。傷んでいるか、そうでないかチェックしてみることにした。

 

 見た目は、ある程度透明感のある、少しだけ赤茶けたワイン色。で、香り小豆ぜんざいのような甘い香り軟膏、それから幾らかジャムっぽさを帯びていたじつにおいしそう。

 

 で、口に入れると、びっくりするほど新鮮な甘いぶどうの風味が口のなかに広がった!うまい!酸味とタンニンがしっかりしていて、コーヒー風味のコクを裏打ちするようにしっかりとした甘酸っぱさがのどを降りていく。今日の夕食は鮭と野菜のバターソテーと豚肉&サツマイモの甘辛炒めがメインだけど、こんな食事とも意外と喧嘩しないで付き合ってくれる。タンニンのふかふか&適度な苦みのおかげか、果実味のフレッシュさだけの赤ワインに陥ることなく、二杯目の終わりあたりからは呑み心地に鉄のような硬度が伴ってきて男性的な面持ちになってきた。

 

 ※二日目。少し汗っぽい&潮っぽい感じでくたびれた様子。常温でほったらかしにしたせいで罰が当たった?でも潮っぽさはそれほど悪くはない。