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北極の葡萄園(引っ越しました) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-09-21

【1251】Taittinger Nocturne (N.V.)(スリーヴァー)

 

テタンジェ ノクターン

 

 今日は韓国から帰ってきたところで、夕食にあわせて……というより夕食後を前提にシャンパーニュ、それも甘口と推測されるものを。このノクターンは「甘口(sec)」と書かれていて、まあ甘口好きな人間としては試してみたかったけれどもなかなかチャンスが無かったもの。値段が高いからおいそれとはいただけません。今回は「スリーヴァー」と名付けられた、派手なボトルに詰められている。普通のボトルのほうが良かった……。

 

 さてチェック。見た目はごく普通のシャンパーニュ。甘口系だからって見た目が全然違う品は観たことがないので、これは穏当なところでしょう。で、香りが不思議というか怪しい……。まず米糠がプンプン匂って、その後ろから青リンゴがやってくる構図。

 

 で、口に入れてみると、案の定、ぜんぜん甘みが感じられない!これって「辛口(Brut)」なんじゃないの?酸味がしっかりして青リンゴ風味が優勢、あまり甘さが感じられない。クリュッグ等のような漬け物系の凄みや苦みもあまり強く無く、雑魚なスパークリングワインのよう……。

 

 がっかりして、もうパンや香草焼きチキンと一緒にやっちまえ!と飲み食いしてみると……あれっ?後味が円やかだぞ?料理と付き合うというより、料理を包み込むような。蟹を使ったパスタオマール海老を使ったジュレと一緒にやってみると、ワインが料理と異様に合っている。特にコクのある食べ物との相性が良い。で、食べ終わってみると、バターのような後味と甘み、ゆったりとした余韻が明らかになってきて、ああなるほど、これはsecとしておかしくない感じ。甘口系シャンパーニュのなかでは、ヴーヴクリコの白ラベルよりもランソンの象牙ラベルに近く、後者と比べると青リンゴのサワーが効いている。もう一度買いますか?と問われたら答えはNoだけど、甘口系シャンパーニュとして一定のクオリティを持っていると思うことになった。でも高いなぁ。

2015-08-07

【1224】Poilvert Jacques Champagne Brut (N.V.)

 

シャンパン ブリュット 750ml (ポワルヴェール・ジャック)

 

 まだまだ暑さが続く今日この頃、こうなったらシャンパーニュしかないでしょ!と思って選んだのは、ヴェリタスさんで安売りしていた品。

 

 まず色合い。ちょっと赤色がかったタイプで、黄色にほんのりオレンジ~ピンク系の色が入っている。で、香りは抜栓してから凄いイースト系の香りが漂う。それと漬け物!総体としては「パンと和菓子漬け物」といった風で、香りのほうも濃い。

 

 口に運んでみても漬け物系の香りが強い!苦みと一緒に凄い漬け物フレーバーが来る!こういうのを呑むと、「そういやクリュッグってどんな感じだったっけか?」と勇気を出して確かめてみたくなる。もう忘却の彼方だけど。苦みと漬け物が非常に強いんだけど、文旦みたいな甘みがしっかりしているのか、口のなかにそういう甘さが後味として長く残る。敢えて難癖をつけるなら、石灰みたいなきつい香りを帯びていて、これはあんまり気持ち良くない。でも、総体としては野太いシャンパーニュでお値段を考えれば面白がれる品。

 

2015-07-19

【1214】Thierry Triolet Champagne Cuvee de Reserve (N.V.)

 

ティエリー・トリオレ キュヴェ・リゼルブ NV

 

 暑さ本番になってくると、やっぱりスパークリングワインが恋しくなるもの。見た目は、ほんのり小麦色で渾々と泡がこみ上げてくるごく普通のシャンパーニュ香りは正直よくわからない。

 

 ところが口に入れると、とにかく青リンゴ炸裂!甘みの強い青リンゴ節で、少し焼き林檎めいた風味もあってシードルの遠い親戚みたいな印象もなくもない。グラスから口に運ぶ際に「駄菓子の青リンゴ味」みたいな甘さが閃いて、酸味や苦みもそれなりなんだけど、突出して青リンゴ風味が優勢と感じられる出だし。余韻の段にも青リンゴが残っているんだけど、ムクムクモコモコとした呑み心地があり、これはピノ・ムニエがいっぱい入っている系?……ところが購入先リンクを調べると「シャルドネ100%です」とのこと。ああ、まだまだわかっていませんね。ブランドブラン(シャルドネ100%)って、もっと辛口とんがり系かと思いきや、こんなに甘くて丸くてモコモコしていることもあるんですね。

 

 自分の無知はおいといて、青リンゴだけど呑み心地がとてもクリーミーで暑い夏にたいへん贅沢。それだけで終わってしまわない一本、最近安物スパークリングばかり呑んでいたのでこれには満足。

 

2015-03-27

【1158】Lohan Rosset Champagne Brut (N.V.) (ハーフボトル)

 

 https://www.aeondewine.com/shop/goods/goods.aspx?goods=A106-3580207000173

 

 このワインイオンオリジナルな商品だと思うけれども、とにかくも頂いたので喜んで頂戴することにした。あわせたのはお赤飯とホイコーロー中心のいい加減な食事。

 

 まず、コルクがちょっと怪しい。コルクの下半分(ボトルに刺さっている部分)の一部が崩れ落ちているor欠けているようにみえる。おそるおそる注いでみると、しかしシャンパーニュらしい麦わら色をしていて、妙に変色しているようなきらいはない。泡がゆっくりと大量にわきあがってきて喜ばしい。

 

 で、口に入れてみると、久しぶりのシャンパーニュだからか、えらく苦味がごつくてグレープフルーツ系の果実味と相まって美味いと感じる。漬物っぽさが感じられるけれども、それも相まって呑み応えがある。痛んでいるんじゃないかと心配していたけれども、あまりそういう感じはしない。あと、こいつはえらく米ぬかっぽいというか、米屋の匂いが強い感じがする。日本語のラベルには「フルーツと花のアロマが心地よく、エレガントな口当たり」と書いてあってけれども、そうじゃなく、どっしり呑み応えのある泡モノという感じで、まずまず頑張っている感じがして良かった。

2015-01-01

【1117】Moet et Chandon Champagne Brut Rose Grand Vintage 2002

 

モエ・エ・シャンドン グラン・ヴィンテージ・ロゼ 2002 正規品

 

 今日の夕食は、鉄板焼きなメニュー。これの前と後にモエのロゼのヴィンテージものを合わせて頂くことになった。この価格帯のロゼシャンパンは自分じゃ買わないのでありがたい限り。

 

 まず、見た目。ロゼはロゼでも、中庸な色合いで少しオレンジ色がかった朱色。泡は細かなやつがたくさん駆け上る。香りはいかにもロゼという感じで、これはそんなに抜きん出ている感じではない。

 

 でも、口に含むと全然違う。なんというか、クリアカットなロゼの味がする!ロゼらしい金柑のような苦くて甘い風味と、 キン! とした風味が伝わってくる。解像度が非常に高くて雑味が無い。酸味も苦味もしっかりしていて果実味も抜群、泡の口当たりも上々。どこにも手抜かりが無くて、マニアックというわけでなく愛嬌たっぷりと感じる。食事中、ちょっと呑んでみたけれどもシーフードの鉄板焼きぐらいには全然付き合ってくれる。

 

 でもって食後。苦味がいやがうえにも強くなってきて、「パワフル」な姿になってきた。食前とは雰囲気が違ってこれはこれで良い!ちょっと温度が下がったせいもあるのかな?素晴らしく印象深い一杯となった。