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北極の葡萄園(引っ越しました) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-07-03

【1206】Trimbach Riesling "Cuvee Frederic Emile" 2006

 

トリンバック リースリング キュヴェ・フレデリック・エミール

 

 まず、抜栓するとフルーツポンチみたいな香りバナナみたいな香りがプーンと漂ってきてびっくりどっきり。これは美味しそうだ。でもってグラスに注いだ色は、ちょっとオレンジ色がかったところのある濃い黄色。これまた楽しみ。グラスの香りを確かめてみると、凄い石っぽいフレーバーや酸っぱそうな青っぽい香りだけでなく、やはり南国系のフルーツをドカ盛りしたような凄い香りが付け加わっている。

 

 口に含んでみると、目が醒めるような酸っぱさが来るんだけど、口のなかでトロピカルな風味を炸裂させて、後味はとても爽やか。味のメインは「恐ろしくシャープで酸味のしっかりしたリースリング」なんだけど、そこに乗っかっている香りが素晴らしい。でもって、シャープな酸味なんだけどワインの体躯はそんなに痩せてなくて、飲み応えと膨らみもあって中庸な感じ。飲み応えがあるなー。美味い美味いと呑みつつ明日に温存。こいつ、高いだけのことはある。

 

 ※翌日。やっぱり石っぽさ、鉱質っぽさがしっかりしていて品が良い、酸がしっかりしつつボディがしっかりしていて、それでいて甘さもあったりする。高品質なところでバランスを取ったワイン。これはまた買うと思った。

2015-06-23

【1202】Trimbach Selection de Vieilles Vignes Riesling 2009

 

F.E.トリンバック リースリング セレクション・ド・ヴィエイユ・ヴィーニュ

 

 こいつは、いつも買っているトリンバックのワインのちょっと高いバージョン。見た目は、わりと普通な白ワイン色をしていて何の変哲もない。香りは、アルザスリースリングとしてあまり不思議ではない、植物エキスっぽさを幾分帯びていてオイリーな感じがする。爽やかには違いないけれども、これが凄いかというと……うーん、わからない。

 

 口をつけてみると、おっ!味の雰囲気がちょっと凄い。「少しオニオンっぽさを帯びた酸味で」と駄目っぽいんだけど、こいつはオニオンというより……葱の精気みたいな感じかな?酸の余韻がとても長いのと、口をつけてからは味と香りの両方に石灰岩系の風味が宿ってなかなか石っぽくもある。いつも呑んでいるアルザス白ワインに比べると、呑み心地が立体的だ。この価格でここまでくたびれるワインとは思わなかった。

 

 このがっちりとした呑み心地と立体感、別になくても「おいしい」んだけど、ワイン飲んべえ的には手応えのあるワインだと感じた。

 

 ※二日目も殆ど姿は変わらず。相変わらず野太いリースリングだと感じる。いつものトリンバックリースリングに比べると、はっきり重心が低く、立体的だ。狙い通りのおいしさではなかったのだけど、こいつはとても優れた辛口リースリングだと思う。ワンランク高いだけのことはある。

 

2015-04-09

【1164】Philippe Bohrer Pinot Gris 2013

 

フィリップ・ボレール ピノ・グリ2010

 

 今日の夕食はムール貝のシーフードソース煮込み・鶏肉のスープが中心の食事。こういう濃そうな海鮮西洋料理にあわせるものとして、ピノ・グリを選んでみることにした。

 

 まず見た目は普通の白ワイン色をしていて、そんなに赤色がかってはいない。香りはあまりはっきりしないけれども、トロピカルフルーツ系の芳香がなんとなく匂ってくる。パイナップルや黄桃の缶詰みたいな、ああいうタイプの香り。

 

 でもって口をつけると、たっぷんたっぷんなボリュームの、果実味炸裂な白ワイン。ちょっと甘味が強すぎて、香りも相まってゲビュルツトラミネールなんじゃないかと思いたくなるような。酸味もあるんだけど、果実味と甘みに埋もれてそんなにはっきりしない。ムール貝との相性は……ワインが甘すぎて合わない。調べてみれば、以前の飲み心地も甘口系だったとか。単体ではたっぷりとした甘いワインでいいんだけど、ムール貝や鶏肉スープにはちょっときつかった。

2015-03-17

【1155】Philippe Bohrer Alsace Pinot Noir 2013

 

フィリップ・ボレール ピノ・ノワール 2013

 

 色は、それなりにピノ・ノワールとして標準的というか、最近ちょっと良いピノばかり飲んでいたからか、やや明るい色と感じる。でも、これはこのワインがそもそも透明なボトルに入っているからそう感じるだけかもしれない。香りは、今回は桜餅っぽい感じというか、カベルネフランかガメイあたりを真っ先に想定しそうな、ほっこりとした甘い香りがする。和菓子っぽさを帯びているというか。でもって、新鮮なイチゴのようなフレッシュ香を伴っているので、トータルとして「イチゴ大福」というイメージが湧く。

 

 口に含んでみると、甘酸っぱい!えらく軽いワインで、苦みやコクはあまり感じられず。タンニンはそこそこ。酸っぱすぎない範囲で酸味があって、甘味とのバランスは良好。難癖をつけるなら「軽い飲み口とトータルとして味が小柄」ってところだろうけど、値段を考えれば、これは欠点と数えちゃかわいそうでしょう。噛みしめるように飲むとコーヒーっぽさもあったりする。単調で、言うほど優れたものでもないけれども、気楽なデイリーピノとしてはこういうのもアリだと思った。

 

 ※翌日の様子も明るい。明るくて軽いピノノワール。酸味はすっきり。

 

2015-03-05

【1153】Philippe Bohrer Alsace Sylvaner 2013

 

[2013] シルヴァネール フィリップ・ボレール

 

 以前、うきうきワインの玉手箱で購入したシルヴァネールがえらく出来が良くて、ソアーヴェクラシコの良品の代替品になるような雰囲気だったので、目に付いたシルヴァネールを買ってみることにした。

 

 見た目は恐ろしく薄くて、ほとんど透明な色。でも、この品種なら薄くても怯まなくていいのかな。香りを確かめてみると、ものすごく薄い……でも、グラスを揺らすと台所洗剤系の香りがちょっとさしこむ。でも、そこまで。

 

 口をつけてみると、思ったよりも酸味がはっきりとしていて、その酸味が急速に消えていくような飲み心地。なんとなく石灰岩っぽい風味を帯びている。ワインはとても小柄なところでまとまっていて、後味はソアーヴェ系のように淡い。ただ、その割には酸味の表情が険しい感じはする。呑み進めても、「多彩な表情」とか「力強い味わい」というより「あんまりまとまりが良く無くて魅力的でもない」という気がしてしまう。あまり高く評価できなさそう。

 

 ※二日目。うーん、ただの安ワインのようだ。これは褒められたものではありません。