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北極の葡萄園(引っ越しました) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-07-30

【1220】Masciarelli Montepulcuano d'Abruzzo 2012

 

モンテプルチアーノ ダブルッツォ マシャレッリ

 

 見た目はいくらか不透明ワインレッドで、暗い感じ。香りはかなり強くはっきりしていて、イタリア系の軟膏っぽさに加えて梅のようなトーンの高い香りがする。結果、まとめると梅系のお線香っぽいフレーバーと感じる。

 

 で、口にいれてみると口当たりは軽く円やか、数秒後にワーッと果実味と酸味がこみ上げてくる。タンニンは軽くて柔和、とても呑みやすい。しばらく呑み進めると、全体的にまるっとした味わい+甘くてふわふわとした果実味になって心地良い感じに。赤ワインを飲み慣れている人前提でいえば、これは呑みやすくて人当たりのやさしいタイプだと思う。

 

 ※翌日は少し酸味が戻ってきた感じ。肉料理とは上手に付き合ってくれている。いいんじゃないでしょうか。

 

2015-06-30

【1204】Moncaro Marche Trebbiano 2013

 

モンカロ マルケ トレッビアーノ

 

 料理用白ワインが枯渇したので、このワインをそれにあてることにした。残りの半分ちょっとを今晩いただくことに。

 

 見た目は、ちょっと黄色っぽくて意外と安白ワインっぽくない。香りを確かめると玉葱っぽくはあるけれども、甘いお菓子のような成分も漂ってきてこれも意外と頑張っている。

 

 口に入れてみると、爽快でもの凄く酸っぱい味が。潤いがあって、ちょっとキンキンはしているけれども石灰のような鉱質が口のなかに広がり、なんだか口をすぼめたくなる。ただ、後味はちょっと貧弱で、この強烈な酸味が短時間に口のなかでしぼんでしまう。最初のうちはとにかく酸味が楽しいんだけどだんだんトーンが弱ってきて、玉葱風味でぺらぺらの安ワインの体裁に。あまりおいしいものではないけれども、このトレッビアーノ種でつくられた白ワインってたいがいこんな感じなので、不平を言うのもお門違いなんでしょう。

 

2015-06-20

【1201】Vigneti del Salento "Tre Icone 663" (N.V.)

 

トレ イコーネ 663 NV

 

 このワインは「6アブルッツォ 6プーリア 3シチリア」と露骨にバラバラな地域が書いてあって、しかもノンヴィンテージ。ってことはイタリアの地域ワインには所属できない「テーブルワイン規格」なんでしょう。そのくせ、単価1600円オーバーなのは一体どうして?でも、生産者はプーリア州のひとみたいで、この地域のワインで1600円も出せばなかなかの品のはず。そのあたりの読みは果たして当たるかどうか?

 

 で、まず色。とにかく濃くて不透明。真っ黒な色をしている。香りは少しお線香っぽいながら、フルーティーで僅かにスパイシーかも。品種は絶対違うだろうけれどもシラーを連想したくなる。

 

 で、口に入れてみると、こないだのニュイサンジョルジュなどとは異質なタンニン。とても豊富で、ちょっときつい感じがする。果実味も強烈で濃厚、ピノ・ノワールに感じるソレに比べるとくらくらするほどパンチ力があり、それがコーヒー系の苦みとコクや、やはりシラーを思い出したくなるようなスパイシーな風味と一緒につっかかってくる。おいしいけれどもなんだかメチャクチャ濃厚で、たくさん呑める気がしない。でも、たくさん呑まなくても劣化は早くなさそうなので、ゆっくりいただけば良いのかも。

 

 ※二日目。ワインが、というより自分自身がクッタリしているせいか、果実味とタンニンの立ち具合がやけに意識されるけれども、滑らかに呑めている。昨日よりも今日のほうがおいしかった。ただ、これはもう少し価格が安くてもいいんじゃないかなー。

 

2015-06-11

【1197】Farnese Fantini Montepulciano d'Abruzzo "Giro d'Italia" 2013

 

ファンティーニ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・チーム・ファルネーゼ・ヴィニ[2013]

 

 今日の夕食はトウモロコシほうれん草のソテー、ジャガイモサラダ、焼き肉。これにあわせるのは、アブルッツォ州の有名メーカー・ファルネーゼのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ。ただ、いつもとラベルが違っていて、こいつはGiro d'Itaria のラベルが張られている。まあ、あまり気にしないで呑んでみましょう。

 

 まず見た目。不透明なすごく普通の赤ワイン色。ちょっと紫がかっていて、それなりに濃い。香りのほうは、イタリアっぽい軟膏っぽい例の香り+意外と煮豆っぽい香り。このジャンルとしては若干チョコレートっぽくてほっこりとした香り

 

 で、口に入れてみると、意外なほど円やか。もっと酸っぱくてシャープな呑み心地かと思いきや、こいつはモンテプルチャーノ・ダブルッツォにしては口当たりがソフトで当たりが柔らかく、甘みがチョコっぽい。バニラっぽさははっきりしないけれども、とにかく口当たりがキュッキュと酸味に走りすぎるわけでもない第一印象。ただ、二杯目にもなると酸味のしっかりした容貌が露わになってきて、ああ、これはやっぱりモンテ(略)だと思いたくなる。フレッシュな果実味はあるけれども、それ一辺倒というわけでもなく。ワインを盛大にいじりまわしているわけでもなく(この価格ではいじりきれないだろうし、いじって値段が高くなるよりはよほどありがたい)、酸味の後味がしっかりしていて結局心地良いのだった。

 

 ※翌日の様子は、ちょっと酸味が勝っていかにもありそうなモンテプルチャーノ・ダブルッツォぽい感じになった。

2015-05-30

【1186】Linea del Sole Sangiovese "Daunia" (N.V.)

 

【666均】リネア・デル・ソーレ・サンジョヴェーゼ・ダウニア

 

 このワインは、豚バラ肉をワイン煮込みするための材料として購入したもの。値段は800円ぐらいで、ヴィンテージ表記は無し。でも産地はわかっていてエミリアロマーニャ州で、品種はサンジョベーゼとのこと。

 

 色はものすごく濃くて不透明な赤ワイン色。「紫色」という表現がかなり似合う。で、香りイタリアワインにありがちな、軟膏やスミレを連想するようなやつでサンジョベーゼでつくられたキアンティを彷彿とさせるようなもの。少しお線香っぽさが強いかも。

 

 口に含んでみると、あざといほど果実味が強く、その後からキアンティっぽい軟膏・スミレ風味がやってくる。タンニンはまずまず穏やか。とにかくジューシー路線まっしぐらなワインで、それをウリにしているとしか思えない。軽くて深みも何も無いけれども、がぶ飲みデイリーとしてはこういうので良いと思った。