Hatena::Groupliquor

空想飲料館 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-07-09<ウイスキー>欧州で高まる日本産の人気 輸出5割アップ

<ウイスキー>欧州で高まる日本産の人気 輸出5割アップ

| 15:20 | <ウイスキー>欧州で高まる日本産の人気 輸出5割アップ - 空想飲料館 を含むブックマーク はてなブックマーク - <ウイスキー>欧州で高まる日本産の人気 輸出5割アップ - 空想飲料館 <ウイスキー>欧州で高まる日本産の人気 輸出5割アップ - 空想飲料館 のブックマークコメント

台湾のカバランも高評価ですよね☆

 ウイスキーの本場・欧州で、日本産ウイスキーの人気が高まっている。海外の著名なウイスキーコンテストで常に上位を占める品質の高さが話題を呼び、2014年の輸出額は前年より約5割も伸びた。NHKドラマの効果で国内のウイスキー需要が高まる中、日本の酒造大手は海外への販売攻勢も強めている。【赤間清広】

f:id:kawanoasobi:20150709152015j:image

 「スコットランドのシングルモルトでは、およそ太刀打ちできない高みに達している」

 世界的に権威のあるウイスキーのガイド本「ジム・マレー ウイスキー・バイブル」(15年版)は、一つの蒸留所の原酒だけを使ったサントリーのシングルモルト「山崎シェリーカスク2013」に最高評価を与えた。本場スコットランドを抑え、同ガイド本で日本産ウイスキーがトップに立つのは初めてだ。

 サントリー、ニッカウヰスキーの2大ブランドを中心に国内でファンを増やしてきた日本のウイスキーだが、世界で注目されるようになったのは2000年代に入ってから。英国の専門誌「ウイスキーマガジン」が01年に初開催したコンテストで、ニッカの「シングルカスク余市10年」が総合1位を獲得。03年にはサントリーの「山崎12年」が「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で金賞に輝いた。

 「受賞当時、欧州では『日本でウイスキーをつくっているのか』と驚かれることも珍しくなかった」(サントリースピリッツの多田寅氏)だけに、日本産ウイスキーの高評価は世界を驚かせた。以来、主要なコンテストで両ブランドは常に上位を守り続けている。

 豊かな水に恵まれた日本はウイスキーづくりに適した環境がそろっている。ニッカを傘下に持つアサヒグループホールディングスによると、国内の各蒸留所が個性の異なる高品質の原酒をそれぞれ生み出していることに加え、繊細な味覚を持つ「ブレンダー」がバランスの取れた味わいを実現し続けている点が海外のファンを魅了しているという。

 評価に比例してウイスキーの輸出額も右肩上がりだ。04年は10億円に満たなかったが、14年は前年比47%増の58億円に達し、この10年で約6倍になった。一方、ニッカ創業者の竹鶴政孝氏をモデルにしたNHK連続テレビ小説の効果などで、国内のウイスキー人気も高まっている。

 ウイスキーは仕込みから出荷まで長期間かかるため、出荷可能な原酒には限りがある。ニッカが主力商品の品ぞろえを絞り込むなど、メーカー側は原酒確保に追われているのが実情だ。それでも海外戦略は今後も強化する方針で、サントリー、ニッカともに15年の輸出量は前年比1割以上増やすことを計画。海外での日本ウイスキーブームは今後も続きそうだ。

 ◇国産ウイスキー

 日本にウイスキーが入ってきたのは幕末とされるが、国産化に向けた動きが本格化したのは大正時代。サントリー創業者の鳥井信治郎氏が1923(大正12)年、大阪府と京都府の境に位置する山崎で蒸留所建設に着手。本場スコットランドでウイスキーの蒸留法を学んだ竹鶴政孝氏を招き、29(昭和4)年に初の国産ウイスキー「白札」を発売した。白札は市場の評価を得られなかったが、37年に日本人の味覚に合わせた「角瓶」を発売、大ヒットとなった。一方、独立した竹鶴氏は34年、北海道余市町に「大日本果汁」を設立、40年には「ニッカウヰスキー」第1号を発売し、ニッカをサントリーに並ぶウイスキーメーカーに成長させた。

毎日新聞 7月9日(木)10時0分配信

空想飲料館